鳩駆除の申し込みから駆除までの流れ

鳩駆除の申し込みから駆除までの流れ

「鳩駆除をしたい!でも申し込んでから駆除までの流れがわからない!」

普段の生活の中で「鳩の駆除」を業者に依頼する機会というのは、ほとんどないという方が大半でしょう。
だからこそ、「鳩駆除を依頼すると駆除まではどういう流れになるの?」という疑問をお持ちの方も多いはずです。

鳩による被害は放置していても自然に収まるものではなく、むしろ時間が経てば経つほど深刻化していきます。
糞害による悪臭や建物の劣化、ダニや病原菌の拡散といった衛生的な問題、さらには騒音によるストレスなど、さまざまなトラブルの原因となるのです。

ここでは、鳩駆除を業者に依頼する際の「申し込みから駆除完了までの流れ」を詳しくご紹介します。
全体の工程を事前に把握しておくことで、依頼もスムーズに進み、不安なく任せることができます。

鳩駆除の申込から駆除までの流れ


1.問い合わせ・申し込み〜現地調査

まずは、気になる鳩駆除業者に問い合わせるところからスタートです。
電話やメール、専用フォームなどで連絡を取り、現在の状況を簡単に伝えましょう。

鳩被害とひと口に言っても、その内容は多岐にわたります。
ベランダや屋根に巣を作っている場合もあれば、天井裏や換気口に住み着いてしまっていることもあります。
これらは建物の構造や周辺環境によって大きく異なるため、対策方法も一様ではありません。

そのため、専門業者はまず現地に赴き、被害の状況を詳細に調査します。
この現地調査によって、鳩の侵入経路、巣の有無、糞害の広がりなどが明確になります。
業者の多くは、現地調査や見積もりを無料で行っているため、まずは気軽に相談するのが良いでしょう。

2.見積もり・プランの提示

現地調査が終わると、調査内容をもとに最適な対処法を検討し、具体的な作業プランと見積もりが提示されます。

この段階では、駆除方法だけでなく、その後の清掃・除菌・再発防止策までを含めた「トータルプラン」を確認することが大切です。
プロの業者であれば、鳩の生態や習性に基づいた実践的な方法を提案してくれます。
疑問点があれば遠慮せずに質問し、納得したうえで正式に依頼を行いましょう。

3.駆除作業(鳩・巣の撤去)

正式に契約が成立すると、いよいよ作業がスタートします。

まず最初に行われるのが、鳩本体および巣の撤去作業です。
巣の撤去は非常に重要で、放置しておくとそこに鳩が戻ってきたり、ダニなどの二次被害を引き起こすリスクが高まります。
特に高所や天井裏に巣を作っている場合は、専用の機材を使った高所作業が必要になることもありますが、もちろんそれも業者に任せれば安心です。

※ご自身で巣を撤去しようとするのは大変危険です。
転落事故や感染症のリスクもあるため、絶対に無理はしないようにしましょう。

4.清掃・除菌作業

巣や鳩の撤去が完了したら、次は鳩の糞による汚染を取り除くための清掃作業が行われます。
鳩の糞には多くの病原菌やカビ、ダニなどが含まれており、放置するとアレルギーや感染症の原因になります。

この作業では高圧洗浄や専門薬剤による消毒を行い、徹底的に清掃・除菌を実施します。
見た目だけでなく、見えない部分の菌や臭いまで取り除くことで、安心して生活できる環境が取り戻されます。

5.再飛来防止作業

最後に行うのが「再飛来防止」のための対策です。

鳩は非常に帰巣本能が強く、一度巣を作った場所には何度でも戻ってこようとします。
そのため、巣を撤去して終わり…ではなく、再侵入を防ぐための対策が不可欠です。

よく使われる方法には以下のようなものがあります:

  • 防鳥ネットの設置

  • 忌避剤(鳩が嫌う臭いや味のスプレーなど)

  • バードピン(針状の障害物で止まれないようにする)

これらを建物の形状や被害の状況に応じて適切に使い分け、鳩の再侵入をシャットアウトします。
こうして、ようやく一連の鳩駆除作業が完了するのです。

鳩駆除業者への支払い方法は?

鳩駆除業者に依頼する際、気になるのがその「支払い方法」です。多くの業者では、駆除作業完了後に料金を支払う「後払い制」が一般的です。

支払い方法は現金払いだけでなく、銀行振込やクレジットカード決済、最近では電子マネーやQRコード決済に対応している業者も増えてきています。

また、見積もり時に料金体系が明確に提示される業者を選ぶことで、支払い時のトラブルを回避できます。
中には分割払いに対応している業者もあるため、高額な費用が心配な場合には相談してみると良いでしょう。

不明点がある場合は事前に確認しておくことが大切です。
「追加料金が発生する場合はあるのか」「キャンセル料はどうなるのか」など、契約前に納得のいく説明を受けておくことで安心して依頼できます。

自分で駆除するのは難しい。だからこそ、専門業者にお任せを

以上、「申し込みから駆除完了までの流れ」を詳しくご紹介しました。

「忌避剤を撒いてみたけどすぐ戻ってきた」「防鳥ネットを自分で取り付けたら、逆に隙間から入られてしまった」など、自己対処での失敗は少なくありません。
鳩の生態や行動パターンを把握していなければ、一時的に追い払えたとしても根本的な解決には至らないのです。

また、鳥獣保護法により鳩を傷つけたり捕まえたりする行為には制限があります。
無知のまま対応してしまうと、法律に抵触するリスクさえあります。

だからこそ、安全かつ確実に駆除を行うためには、専門業者の手を借りるのが最も効果的です。

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鳩駆除をはじめ、ネズミ・コウモリ・ハクビシンなど、さまざまな害獣対策に精通したプロが多数掲載されています。

現地調査・見積もり無料の業者も多数ありますので、鳩被害でお困りの方は、ぜひ「一網打尽」をご活用ください。

鳩の被害は、放っておくと被害が拡大していく一方です。
だからこそ、早期の対応と専門家の力で、住まいの安心をしっかり守りましょう。

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