イタチは勝手に捕獲してはいけない?ルールにのっとった駆除をすることが重要です!

イタチが発生すると感染症の原因となったり、建物に被害が出たりするためにトラブルが起きやすくなります。

ただ、イタチは「鳥獣保護法」によって保護されており、勝手に捕獲したり殺傷をすることが禁止されています。

そのため、見かけても殺してしまうということができないのです。

そこでここではルールにのっとったイタチの駆除について紹介していきたいと思います。

イタチとはどういった生き物なのか

イタチを効果的に駆除していくためにはイタチについて知っておくことが重要です。

また、イタチの駆除には法律が関係することもありますので注意して駆除を行うようにしましょう。

イタチの駆除について

イタチは鳥獣保護法によって保護されているために一般人が捕獲や殺傷することが禁止されています。

しかしだからといって被害が出ているのに放置するしかないというわけではありません。

建物内に侵入してくることを防ぐこともできますし、傷つけないのであれば一時的に捕獲することは許可されています。

また、地方自治体によってはイタチの駆除に対して補助金が出たり、罠かごを無料貸し出しをしているという場合もありますので、まずは自治体に相談してみるのも良いでしょう。

イタチという生き物について

イタチはそれほど長生きする生き物ではなく、約2年ほどの平均寿命となっています。

しかし2年経てばイタチがいなくなるというわけではありません。

年に2回繁殖時期があり、1回の出産で3~6匹を産むためにどんどん増えていく生き物でもあります。

また、縄張り意識が強く、戦闘的でもあります。

繁殖の時期などはメスのイタチを求めてオスのイタチ同士が激しく争うということもあります。

こうした争いが建物の天井裏などで行われると大きな騒音となります。

イタチがもたらす被害にはどんなものがあるか

イタチはさまざまな種類の被害をもたらすことでも知られています。

ここではイタチによる被害にはどのようなものがあるかを紹介していきます。

騒音の被害

イタチは天井裏を移動したりするために「何か音が聞こえる」ということを起こしやすい生き物です。

また、イタチ同士が天井裏で争う際には大きな音が出ます。

さらに子どものイタチは大きな声で鳴くためにそれがうるさいということもあります。

断熱材の破壊被害

イタチは自分の巣を作るために建物の断熱材を引き裂いて使用することがあります。

天井裏を点検して見ると、断熱材がボロボロになっていたということがあるほどです。

断熱材に被害が出ると建物の断熱性能が低下するために住みにくい家になってしまいます。

糞尿被害、悪臭被害

イタチがいると屋根裏などに糞尿がまき散らされることとなります。

これらが悪臭を放っていくこととなります。

さらにイタチは肛門付近に臭腺という器官があり、ここからも悪臭を放ちます。

これに加えてイタチは自分たちのエサにするために鳥やネズミなどを捕まえてきて放置していきます。

これらが腐敗していくととんでもない悪臭を放っていくこととなるのです。

イタチによる被害はこの悪臭被害が大きいと言えるでしょう。

病気被害

イタチは危険な感染症を媒介することでも知られています。

例えば「狂犬病」「ペスト」「レプトスピラ症」などがそれに当たります。

イタチに直接触れたり、イタチの排泄物に触れたりしなければすぐに感染することはありませんが、イタチを放置しているとこうした感染リスクは高くなっていくので注意が必要です。

イタチを駆除する方法について

イタチが発生しているのを放置しているとさまざまな被害が出てくるので、早めに駆除することが重要です。

そこでここではイタチの駆除方法について紹介していきます。

罠かごを使用する

多くの自治体ではイタチなどの害虫、害獣への対策のために罠かごを無料で貸し出しています。

役所で手続きをすることで罠かごを無料で借りることができます。

また、こうした罠かごは素人には使い方が難しい部分があるのですが、受付などで使い方についても教えてもらうことができます。

罠かごを借りることができたら、どこに設置するのかを考えましょう。

イタチの通り道や隙間、人目がつきにくい場所、狭い場所などがねらい目です。

イタチの通った跡がある、イタチの糞があるといったところなどが目安になります。

また、イタチは肉食ですのでネズミや鳥などを狙うことが多くあります。

そのため罠かごの中にフライドチキンやスナック菓子などを入れておくとさらに効果が高くなります。

設置する際には罠かごが見えにくいように木の枝や葉っぱなどでうまく隠しておくと良いでしょう。

イタチを追い出していく

イタチが天井裏や屋根裏などにすでにいるという場合には追い出していかなければならないのですが、イタチは非常に戦闘的なために注意して行わなければいけません。

ただ、イタチは法律で保護されている生き物ですので殺してしまうわけにはいきません。

バルサンのような燻煙剤であればイタチを殺傷することはなく、追い出すことができます。

また、イタチの体にはノミやダニなどが寄生していることがあるのですが、燻煙剤を使用することでそれらも合わせて駆除することができます。

イタチが侵入しないように侵入経路を防いでしまう

イタチを追い出したら侵入してこないように侵入経路を防いでしまわなければいけません。

イタチは体が細くて柔らかいためにわずかな穴や隙間からでも侵入してきます。

多くの場合は換気口や屋根、瓦の隙間や継ぎ目などから入ってきます。

こうした場所の不要な隙間をすべて防いでしまうのは素人には難しい作業となります。

高い場所での作業は危険を伴うこともありますし、換気のために必要な隙間まで間違って塞いでしまうと湿気が内部に溜まってしまうことにつながってしまうことがあるためです。

やはり不要な隙間を塞ぐような作業は専門の業者に任せた方が良いでしょう。

イタチ近寄ってこないように予防する

イタチをいったん追い払ったとしてもまだ近くに潜んでいるということが多くあります。

もう戻ってこさせないためには色々と予防することが必要となります。

まずイタチのエサとなるようなネズミや虫などをしっかりと駆除するようにしましょう。

イタチによってのエサがいなくなればイタチも近寄りにくくなります。

さらにイタチの嫌いな匂いを使います。

多く使用されるのに「カプサイシン」があります。

カプサイシンは唐辛子、チリパウダーなどに含まれている成分であり、防犯スプレーなどに使われる成分となっています。

近寄ると目や鼻などに強い刺激を受けるためにイタチが近寄ってきません。

イタチが通りそうな場所、道などに唐辛子やチリパウダーなどを撒いておくとそれだけでイタチが近寄ってきにくくなります。

雨が降ると流れていってしまうために、雨風が当たりにくい場所に撒き、定期的に補充するようにしましょう。

イタチが嫌いな木酢液を置くという方法もありますが、こちらは有効範囲が狭いために狭い場所にピンポイントで置いておくと効果的です。

まとめ

イタチは騒音、悪臭、病気などさまざまな被害をもたらす害獣です。

断熱材を引き裂いたりして直接的に建物にダメージを与えることもあります。

ただ、鳥獣保護法によって保護されている生き物であるためにむやみに殺傷することもできません。

そのため注意して捕獲する、追い出す、近寄らせないということが重要だと言えるでしょう。