

ご依頼のきっかけ
大阪府泉南郡岬町にて、築45年の空き家を購入された方が自力でリフォームを行われたところ、床の間を壊した時にシロアリらしきものが出てきたため、ご相談をいただきました。
現地調査では、その部分からはシロアリの被害はあまり確認できなかったのですが、別の部屋の床下に大きな被害がありました。
そのため施工も大規模になり、薬剤散布・注入に加え、大引きの交換、基礎部分のコンクリートの補強を行いました。
施工前
写真のように、大引きにある白い線がシロアリが作った蟻道で、かなり被害がひどいことが分かります。
手で簡単に壊せるくらいひどい状態だったので、この大引きは撤去して、新しい大引きを設置します。
また、基礎部分のコンクリートにもひび割れしているものがあったので、補修しました。
施工中
大引きの交換
もとの大引きから新たな大引きに交換し、それを支える束柱に鋼製束を使用しました。
コンクリートの修繕・補強
コンクリートのひび割れ部分には、パワーアラストという補修材を使って修繕しました。
また、上部からエポキシ樹脂を注入することで、より頑丈に補強しました。
薬剤散布・注入
床下、天井裏の空間には薬剤散布を行い、シロアリが侵入してくる可能性のある壁や柱には薬剤注入を行いました。
完工
大掛かりな工事となりましたが、施工期間は2日で済みました。
担当者のコメント
この度は弊社にご依頼を頂きまして、ありがとうございました!
弊社ではシロアリ駆除だけでなく、補修工事にも力を入れておりますので、可能な範囲にはなりますが、できる限り補修工事にも対応いたします。
被害が進行してしまっていても、お気軽にご相談ください。
ですが、その前に防蟻処理をしておくことで、被害は防げます。
さらに、被害が進行した後の対応よりもコストが抑えられます。
被害がなくても防蟻処理のご依頼は受け付けておりますので、こちらも重ねて、お気軽にご相談ください。
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