

ご依頼のきっかけ
奈良県奈良市にお住まいのお客様よりシロアリ駆除のご依頼をいただきました。 「羽蟻が出て困っている」ということでご相談くださりました。 現地調査を行うと、ひどく木部が食べられている被害を数カ所確認いたしました。 床下、床上ともに防蟻処理を行いました。
施行中の様子
ご相談をいただき、現地調査を行うと明らかなシロアリ被害の兆候がありました。
こちらがそのお写真なのですが、木が内部から食べられているのがお分かりいただけるかと思います。
では、いざ駆除作業に入ります。
畳をめくって…
バラ板を加工して床下への侵入口を確保します!
床下での作業に向かう前に養生を施します。
「一体これは何のために…?」
と思われたかと思いますが、土埃で部屋が汚れないための工夫なんです。
床下は想像以上に土埃が舞っていて、もしこの養生をしなければ部屋の床や壁、家具などに細かい土埃が付着してしまいます。
そうならないために、当社は細心の注意を払って施工しております!
こちらはタケロックという薬剤のお写真です。
薬剤の原液と水を混ぜて攪拌し、乳化させたら薬剤の完成です。
今からこちらを散布、注入して行きます!
床下へ向かいます。
タケロックを散布していきます。
また、こちら床下の状態です。
床下の湿気がすごく、カビも多く発生しておりました。
シロアリは湿気が大好きなので、シロアリにとってとても好条件な床下の状態でした。
床上はインパクトで穴を空けて穿孔処理を行い、薬剤を注入しました。
シロアリは繁殖すると床下だけでなく、壁の内部を上がって天井の方へと進んでいくこともありますので、あらゆる箇所で念入りに薬剤を注入していきます。
因みに遅効性の薬剤を使用しているので、効果が現れるのに1週間ほどかかります。
なぜ遅効性のものを使用するかというと、シロアリは違う個体と体を擦り合わせる習性があり、その際に薬剤をまとったシロアリが色んなシロアリに触れることで自然と効果が広がっていく仕組みになっているんです!
床下を戻し、穿孔処理で空いた穴を塞いで完工です!
担当者のコメント
この度は石原住設にご依頼いただきまして誠にありがとうございました。
しっかり駆除いたしましたのでご安心ください!
ただ、防蟻処理の薬剤の効果は5年ですので、また5年後お忘れないようにお気を付けください。
梅雨は明けたものの、雨の季節でジメジメしていますよね…
湿気が大好きなシロアリはちょうど今の季節が繁殖期です。
しばらく防蟻処理をしていない、または雨漏りを放置しているお宅はかなりシロアリ被害のリスクが高いです…
ご不安なことがありましたらお気軽にお問い合わせください。
しっかり、丁寧に駆除いたします!